こんにちは。
日本に一時帰国中のちんあなごです(*^^*)
半袖で出歩くホーチミンの感覚からすると、びっくりするくらいの寒さですね。
台風もドンドン来てますし・・
そんな中、衆議院選挙の投票にきちんと行ってまいりましたm(__ __)m
<はじめに>
今日は、クラウドマイニングの税金について考えたいと思います。
私は不動産投資をやってる関係もあり、税金については敏感です。もうビンビンです(;´∀`)
結局のところ『一番のキャッシュアウトは税金である!』と言っても言い過ぎではないでしょう。
いずれ誰しもが考えることになる税金を最初にしっかり考えておくことは重要であります。
今回は、クラウドマイニングの税金について考察すると意外なことが透けてくる・・というお話をしたいと思います。
結論は、人によってはジェネシスマイニングよりマイニング効率、値段の劣るハッシュフレアのほうがお金が残る!ということになります。
え?なんで?どゆこと(゚Д゚;)??と思った方は下のバナーをクリックして最後まで読み進めていただけると幸いです(∩´∀`)∩
このブログの読者様で多いのは個人でクラウドマイニングを買っている方だと思いますので、『個人事業主としてのクラウドマイニング業』を営んだ場合を考えていきます。
<所得区分>
クラウドマイニングの税金は、雑所得か事業所得に分類されます。
どの規模で事業といえるのかは曖昧なところがありますが、生計を建てているレベルなら事業所得として良いでしょう
(※マイニング収入が400万とかあれば生計を建ててると言えそうです。ちなみに事業的規模と判断されない場合は雑所得になります)
事業所得にした方が経費が認められやすくなりますし、クラウドマイニングではあると困りますが、赤字の繰り越しも認められます。
さらに、開業届けを出して青色申告をするようにします。開業届けはクラウドマイニングを買った後でも大丈夫なので、今から出しても間に合います。
<収入の計上時期について>
①毎日収入計上パターン
収入は、税法上は受け取る報酬が確定したときに実現します。
つまり、クラウドマイニングでは収入を計上するのは毎日であり、ペイアウトされた仮想通貨×取引所のレートで円換算したものを使います。
その日のレートって日内変動あるからどこだよ?って思う方もおられると思いますが、『始値』『終値』『平均レート』のどれかに決めて、取引所を固定して使えば大丈夫です。今日はコインチェックの始値で、明日はBitfinexの終値・・と恣意的に決めてはいけません。(ここは税理士さんに丸投げして計算してもらったほうが楽です)
②法定通貨に変えるまで繰り越しパターン
仮想通貨を売らないで貯めておいて、日本円に売却時点まで課税しなくても良い可能性もあります(その場合、経費についても売却時点まで繰り越されます)
私の付き合いのある税理士3人にクラウドマイニングの確定申告をお願いしたところ、全員が①で申告するとの答えでした。②を提案してみると、ちょっと分からない、あり得る、税務署の今後の指針を待つという意見でした。
①だと思って備えておくのがよさそうです(*^^*)
<減価償却>
1年契約のハッシュフレアは1年で、
無期限契約のジェネシスマイニングは5年で減価償却します。
これはどの税理士に聞いてもこう答えました。ここが今回のキモになりますね。
<考察>
以前の記事(ジェネシス再販待ちの機会ロスについての考察①)で考察したように、ジェネシスはハッシュフレアの1.24倍報酬が出ることが分かっています。
さらに1TH/sあたりの値段は、ジェネシスが130USD、ハッシュフレアが150USDであるとします。
この前提で1000万円をそれぞれに投資した場合、税金がどうなるか計算してみましょう。
<Genesis Mining>
ジェネシスマイニングに1000万円分投資した場合、1USD=113円として
10000000÷113÷130 = 680.7352 TH/s
買うことができます。
ジェネシスマイニングでは1日、1TH/sあたり0.00019236510618 BTC
得ることができますから、
一年間では、
680.7352 × 0.00019236510618 × 365 ≒ 47.797 BTC
得られることが分かります。
BTC価格を68万円とした場合、一年間の売り上げは、
47.797 × 680000 = 32501960 円 ( 約3250万円)
となります。
ここで、ジェネシスは投資した1000万円を5年で減価償却しますから、一年目では200万円減価償却出来ます。
したがって、課税所得は
3250 – 200 = 3050万円
となります。
<HashFlare>
一方で、ハッシュフレアで1000万円投資すると、1USD=113円として
10000000 ÷ 113 ÷ 150 = 589.9705 TH/s
買うことが出来ます。
ハッシュフレアは、1日、1TH/sあたり、0.000154127141666 BTC 得ることが出来ますから、
1年間では、
589.9705 × 0.000154127151666 × 365 ≒ 33.190 BTC
得られることが分かります。
BTC価格を68万円とした場合、一年間の売り上げは、
33.190 × 680000 = 22569200 円 ( 約2257万円)
となります。
ここでハッシュフレアは投資した1000万円を一年で償却できます。
したがって、課税所得は
2257 – 1000 = 1257万円
となります。
ここまでの話をまとめると、
1年間総売り上げ | 初年度減価償却費 | 課税所得 | |
Genesis Mining | 3250万円 | 200万円 | 3050万円 |
Hash Flare | 2257万円 | 1000万円 | 1257万円 |
ということになります。
この課税所得は、個人の給料の上にのって累進課税されます。
したがって、そもそも給料の課税所得が4000万超えの人にとっては、クライドマイニングの所得は、税率55.945%(所得税45%+復興特別所得税0.945%( =45% × 2.1%)+住民税10%)が適応されることになります。
この人が個人でクラウドマイニングした場合、初年度の税引き後の手取りは、
課税所得 | 税金(55.945%) | 初年度手残り(総売り上げ-税金) | |
Genesis Mining | 3050万円 | 1706万円 | 3250 – 1706 = 1544万円 |
Hash Flare | 1257万円 | 703万円 | 2257 – 703 = 1554万円 |
となり、ハッシュフレアがジェネシスマイニングを上回ります。
これは初年度だけなので、手残りの経年経過の表にすると、
1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | 5年目 | 6年目 | … | |
Genesis Mining | 1544万円 | 1544万円 | 1544万円 | 1544万円 | 1544万円 | (※)1432万円 | … |
Hash Flare | 1554万円 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | … |
(※Genesis Miningの6年目からは減価償却がなくなるので、総売り上げ3250万に税率55.945%がかかり手残りが減ります)
上図のようになります。
このように考えると少し意外かもしれませんが、
給与が高いなどの理由で、課税所得がそもそも4000万より高い人が個人でクラウドマイニングを始めた場合、ハッシュフレアを使うとジェネシスよりお金が残ります。
当然初年度だけです。しかし、クラウドマイニングは、永遠と同じペイアウト量が保たれるわけではありません。時間が経てばドンドン総売り上げが減ってくることはこの数ヶ月でも実感している方も多いはずです。
ジェネシスがハッシュフレアより価格でも効率でも上回ってるのに、手残りはハッシュフレアのほうが上回るという不思議現象が起こる・・
これが・・税金の罠です。ドーン!(*^^*)
<結論>
課税所得4000万を超えてる人が個人でクラウドマイニングする場合、迷わずハッシュフレアを買いましょう~♪(∩´∀`)∩
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↑日本に帰国して、課税所得4000万を優に超えるゴールドマン先輩と食事した際に勧められたマンション。日本にもスゲーマンションが出来たもんだ……え?騙されてるって?炎上商法で売り出したら・・・意外と完売するかもしれないなと思いました(;´∀`)
↓ま、選ばれた人だけにブログを読んでいただければ良いかな・・とも考えますが、なるべくクラウドマイニングをみんなに知ってもらって仲間を増やしたいと思っています(^^♪ ランキング上昇にご協力いただけないでしょうか!清き1クリックをお願いいたします!(∩´∀`)∩